河野元昭先生と藤林徳也先生
7月26日、美術史家で東京大学名誉教授、静嘉堂文庫美術館館長、京都美術工芸大学学長の河野元昭先生の元へ、ハワイから一時帰国中の藤林徳也先生をお連れしました。
3月に河野先生に十二代藤林徳扇先生の作品をご講評いただいた際、徳扇先生の技術を継承する徳也先生にも応援メッセージをいただいたので、今回徳也先生ご自身から河野先生にご挨拶させていただきたい、徳也作品を観ていただきたいというお声があり、実現いたしました。
お二人の簡単な自己紹介、意見交換から始まって、藤林徳也先生のハワイでのご活動内容、宮崎友禅斎が創始したという友禅が日本独自のものであるというお話や、河野先生が館長を務められる静嘉堂文庫美術館のお話し等、話題は尽きることなく話をしました。
専門家同士による、広い見識に基づくお話しをお聴きする機会をいただいたことは、私にとっても学びが多い貴重なものでした。
お二人の益益のご活躍を祈り、再会を楽しみに大学を後にした次第です。
河野先生、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。