山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

レオナルド・ダ・ヴィンチ展とフェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち 展

素晴らしい展覧会が今、東京で次々開かれています。

先日上京した機会を利用して、そのうちの二つを観てきました。
①特別展レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の挑戦ー
江戸東京博物館にて4月10日(日)
http://www.davinci2016.jp/

自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルド・ダ・ヴィンチ。
天才と言われるレオナルドは、「見えない世界を探る(beyond the visible)」ことをテーマに、人間観察、自然探究をしつづけていたこと、その足跡を知ることができました。
花、子供を描くための沢山の素描。
人間を描く為には筋肉、骨格のこともわかっていなければならないと研究した地道な努力。
なかでも凄いのは、鳥の飛翔に関する実に細やかな観察、素描。そこから飛ぶこと、飛行機作りへの考察。
真理を希求して、研究し続けていたレオナルド・ダ・ヴィンチを知ることができました。
併せてレオナルド派と言われる弟子たちによる、レオナルドと同じモチーフを描いた作品などもあり、良い参考になりました。

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②もう一つ観た六本木 森アーツセンターギャラリーにて開催中の
「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/ 3月31日(木)迄。
光の画家、フェルメールの「水差しを持つ女」の作品を観ることが私の主目的。
朝日が室内に差し込み、女性にあたっている透き通るような空気感。
えも言われぬ美しさを感じ、いつまでも観ていたくて、なかなか絵の前を立ち去れなかったです。二度、三度と絵の前へ戻りました。

写真 2016-02-21 16 06 48

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