寺前 瑛生 Eisho Tearamae
四代瑛生
九谷美陶園の四代目。
山代温泉に工房、店舗を構え、窯元を営む。
瑛生 モダン、魯山人写し、古九谷写しなどの作品を300種以上取り揃える。
加賀地方の古九谷や吉田屋手、中国の明時代の 古染付や古赤絵、更に魯山人の写しなどの基本を大切にした器、手描きにこだわり、海外経験で培った多角的な視点を生かして作品作りに反映する。歴史ある名門窯元ながら、海外のトレンドや文化を取り入れたもの、伝統的な文様やデザインを、幅広く人々に愛されることを願って普段使いの器に反映させていることが大きな特徴である。
2016年 東京鳩居堂に筆筒、筆架、文鎮等書画用品をオリジナル仕様で納入
2019年〜2022年現代加賀九谷作家展に出展
九谷美陶園 歴史
1914年(大正3年)
寺前家は、明治時代から加賀市山代の專光寺の前で味噌、醤油製造・販売をする商家であった。初代為吉は伯父北出宇与門の窯(この家から陶芸家・北出塔次郎、不二夫を輩出)から白生地の供給を受け、九谷焼の絵付と販売の仕事を始めた。
初代
1914年(大正3年)創業
1934年シカゴ博覧会出品
東京芸術大学卒
新しい作風の九谷焼を作る
二代瑛生 1945年(昭和20年)〜
九谷焼で最も美しい手挽き生地を作る工房と言われ、作家にも生地を供給。
1977年 伝統工芸品産業功労者として通産大臣より表彰。
昭和48年勲六等
昭和54年加賀市文化功労賞受賞。
三代瑛生
1995年 皇太子殿下が金襴手夫婦湯呑をお買上になる
2006年 日本クラフト展入選、フランスメソンドオブジェに出品、南イタリアで個展
2007年 伝統工芸品産業功労者 日本クラフト展再度入選