山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

中学生の国際交流♪

私は北名古屋市国際交流協会の運営にボランティアとして関わっています。

北名古屋市国際交流協会主催、
友好提携都市、韓国務安郡との中学生国際交流プログラムでは、

北名古屋市の中学生が7月に韓国へ5日間派遣され、
韓国からは8月に3日間、務安郡の中学生がやってきました。

今日、北名古屋市から韓国に派遣された11名の中学1,2年生がその体験を報告してくれました。

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男子と、女子では視点が違うところがありますね。
子どもたちの素晴らしい報告に感動\(^o^)/

若い世代の国際交流、とても大切だなあ、改めて思いました。

以下は、中学生の感想の一部です。
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☆普通の日本人中学生が、韓国の一般家庭に泊まらせていただくなど、一生に一度あるか無いかの貴重な体験ができて、大切な思い出になった。

☆両国は領土問題で競い合っているけど、ドラマや音楽、特産物などをもっと親しみ共有できたらいいな。旅行などで交流し、どんどん交流を深めていけると良い。

☆通訳のアプリ、LINEのアプリで、だんだん会話できるようになり、今でも交流しています。

☆お互いにとって一番近い隣国だからこそ、もっと深く交流し、お互い助け合ったり、支え合ったりしなければならない。ニュース等で見たり聞いたりする韓国でなく、実際に韓国の人と触れ合い、交流し合うことで、自分の目を通じて理解する機会になった。

☆建築様式が似ている。ソウルにあった駅は、東京駅を設計した人と同じ人が設計しているそうで、東京駅の造りにそっくりだった。

☆日本人がソウル市内で沢山の建物を焼いたり壊したりしていることを知り、ショックを受け、二度とそのようなことが起きてはならないと思いました。日本と韓国の懸け橋になれるよう努力したい。

☆お互いの言語がわからなくても、会話をすることができる、共通語としての英語の大切さを改めて感じた。 そして、言葉よりもコミュニケーションに最も必要なのは、言いたいことを伝えようとすること、言われたことを聞き入れて、理解しようとする気持ちが大切だと強く感じました。

☆食事のマナーが大きく違う。韓国では、食器やおわんを手で持ってはいけない、座る時はあぐら。
日本では正しい事、当たり前と思われることであっても、他の国の人から見れば、正しくないことや、当たり前でないこともあると知りました。

☆日本と韓国の共通点は、人が皆、優しいところです。
相違点は、日本よりも韓国の方が年上を敬い尊重しています。一つでも先輩の友達がいたら敬語を使い、親にも敬語を使っていました。日本では友達と先輩の秩序がなく、誰にでもタメ語で接してしまう人が多いです。
日本人も、先輩には敬語で会話してほしいです。

韓国はアジアで英語力30か国中8位なのに、日本はなんと28位とワースト3です。

韓国の車の運転は荒い人が多いです。

両国の仲を深め、お互いに良い関係で切磋琢磨し、更にレベルを上げ・・・・10年後、20年後と日本と韓国は貿易や旅行などの面で協力してもっと世界が活性化していけるような二国になっていたらいいなと思います。

☆日本人はあいまいな表現をすることがあるが、韓国人は、はっきり物事を伝えると思った。韓国の人たちが積極的に話しかけてくれ、コミュニケーションの機会が増えました。

☆子どもは皆、仲良くなれるのにどうして大人はなれないの? 子供のように大人も素直になって話し合えば、戦争は無くなると思います。

この貴重な経験を通して、今まで気づかなかったことに関心が持てるようになり、視野が広がったと思います。そして日本と外国の平和関係について今後も関心を持っていきたいです。

☆務安郡のみんなは、自分でチマチョゴリを持ってきて、自分でちゃんと着ていました。
私は、浴衣が自分で着られないので、おばあちゃんに教えてもらって、いつかは自分で着られるようになりたいと思いました。

☆家へ帰ってから、韓国のお母さんからいただいた沢山のおみやげを開けると、パッケージは韓国のものですが、中身は日本でよく食べるお菓子の味でした。よくみてみたら、「カルビー」、「ロッテ」と書いてあったので、笑ってしまいました。

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