山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

Merry Christmas! ♡

May the joy and peace of Christmas be with you, today and always.

Feliz Navidad! Deseo la paz del mundo.

メリー・クリスマス!♡♡♡
世界の平和に祈りを籠めて・・・

日本ではクリスマス料理と言えば、ローストチキン。アメリカではハム。

昔、留学していたスペインのカスティジャーノ地方では、何日も前から、干し鱈(魚)を水でもどして、時間をかけて料理して、食べました。

クリスチャンが主流の国、スペイン。

そのスペインでは、もともとクリスマスプレゼントは、12月24日ではなく、レイジェス・マーゴスの日 (1月6日)。

 マタイ福音書の、東方から星に導かれて来た三人の博士が1月5日夜半に幼子イエスのもとを訪ね、イエスを神の子と崇めて贈り物をしたと書かれている為、スペインではクリスマスではなくこの日にプレゼントの交換をします。

6日の朝、子供たちは目覚めると、眠っている間に博士たちが届けてくれたプレゼントを見つけ喜びの声を上げます。

お昼のディナー後はロスコン(Rosco’n)というリング形のケーキを切り分けて食べます。ロスコンの中には小さな人形等、幸運のお守りが入っていて、それに当たれば、その年に幸運があると言われています。

 夕方になると、各地でカバルガータ(Cabalgata)という華やかな行列が行われます。

らくだを連れて贈り物を持った三博士が子供たちへお菓子や贈り物を配り歩き、通りは子供たちの夢、喜び、興奮でいっぱいに(*^_^*)

こうして、12月24日から始まったクリスマス期間は1月6日をもって終わりを告げるのです。

 

クリスマスツリ―よりは、馬小屋を背景に聖ヨセフ、聖母マリア、イエスの聖家族がいて、そこに東方からエキゾチックな姿をした学者たちが礼拝に表れ贈り物を捧げる情景を表す飾り付け。

所が変れば風習も変わりますね。

世界の子供たちが家族と笑顔で食卓を囲み、笑顔でクリスマスを祝えますように・・・・♡

今年のクリスマスは、砥部焼(とべやき)の器にシンプルな飾りつけをしてみました。

白い枝を入れた花瓶:正月窯 伝統工芸士高橋正氏作鳥彫文花瓶
赤や緑のポプリを入れた器:東吉窯 勝部良一氏作

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