「土壁に魅せられて」展示会ご報告
素朴でありながら実に美しい——。
モダンな土壁アートパネルに囲まれて過ごした三日間は、幸せそのものでした。
左官職人・松木さんのお話は奥深く、
ジブリパーク「ドンドコ堂」制作の裏側を映した映像は、
まさに職人の技と魂に触れる時間。
幼稚園児から中学生までの子どもたちが挑戦した泥団子作りでは、
真剣に土と向き合う姿に、未来へ続く光を感じました。


ご来場の皆さまは、
ギャラリーで販売した上村栄司さんの真珠アクセサリー、
阿部遼さんの紅型染帯、カメルーンファブリックスのお洋服など
彩り豊かな装いで会場をさらに華やかに✨

「ギャラリーのお客様たちは本当に素晴らしい」
松木さんのこの言葉は、何より胸に響きました。
作家の皆さまから毎回いただくこの言葉に、心から感謝いたします。
また、今回の展示「土壁に魅せられて展」を
中日新聞 尾張版に掲載いただきました。
記事では野菜保管箱や消臭団子に注目されていましたが、
「若い記者さんにはこう映ったのだなぁ」と、
視点の違いに新鮮な驚きがありました。
情報はいつも全体の一部分。
まだ見えていない背景があるかもしれない——。
そんな気づきを胸に、これからも土壁の奥深い魅力を丁寧に伝えて参ります。
ご来場の皆さま、関わってくださったすべての方に
心より感謝申し上げます。
来年がもう、今から楽しみです。
ありがとうございました。
