一つひとつに、想いを込めて
先日、ギャラリーでは
特別な贈り物のご準備をお手伝いさせていただきました。
一件は、心あたたまるご結婚のお祝い。
砥部焼のやさしい器をお選びいただきました。

陶彩窯の女性陶芸家、長戸純子さんによる、透明感のある表情のいっちん技法の器。
和紙の箱に、作家の陶歴やお手入れ方法を添え、熨斗をかけ、金銀霰の和紙で丁寧にお包みしました。
二件目は、ご結婚内祝いとして選ばれた、華やかな九谷焼の器です。
ひとつは、加賀市・九谷美陶園のお皿。
九谷焼の名品として知られ、1984年に切手にもなった重要文化財「はは鳥」の意匠を写したものです。
もうひとつは、金沢の作家・松本いづみさんによるビアカップ。

九谷透光磁器をろくろで成形し、あえて釉薬をかけずに手で磨き上げることで、ビールの泡立ちを美しく引き出します。
金やプラチナ、九谷の色絵で手描きされた、華やかな一点です。
いずれも、箱書きを施した四方桟の桐箱にお納めし、
真田紐をかけて、一つひとつ丁寧にご用意いたしました。
器の解説書も添え、作品の魅力がしっかりと伝わるように。

大切な方へ想いを届ける、そのお手伝いができましたこと、心より嬉しく思います。
先様にも、送り主様にも、幸多き日々となりますように。
砥部焼大使
ギャラリー凜