日本の伝統工芸品である焼物には、有田焼や美濃焼と様々な種類があります。有名な焼物であることから、一度は耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方の中に、焼物の一つである「砥部焼」をご存知の方はいらっしゃいますか?
こちらでは、砥部焼の魅力をご紹介いたします。
江戸時代から残る長い歴史
砥部焼が生まれたのは江戸時代とされ、現代までその技術は人から人へと受け継がれてきました。
一つ一つ丁寧に人の手によって作られた砥部焼は、古い歴史と伝統が守られてきた象徴とも言えます。
カジュアルなデザインが多いため、焼物に対して敷居が高いイメージをお持ちの方でも親しみやすいでしょう。
丈夫なつくり
つくりが丈夫であるという点も、砥部焼の魅力の一つです。ぽってりとした厚みは砥部焼の特徴ですが、丈夫であることから「喧嘩器」とも呼ばれています。厚みのある砥部焼は保温性に優れていて、丸みのある形は柔らかい印象を与えます。お手頃な価格で販売されていることもありますので、初めての方でも購入しやすいでしょう。
普段使いに適した器
砥部焼は他の焼物に比べてデザインがシンプルなものが多く、素朴な雰囲気があります。
そのため、決して主張しすぎることなく、料理を引き立ててくれることでしょう。
和食だけでなく、洋食でも使用することができるという点は、砥部焼ならではの魅力です。通常のお茶碗や丼だけでなく、赤ちゃん用の食器に使われることもありますので、赤ちゃん用の食器をお探しの方もご活用ください。
ギャラリー凜では、日本の魅力を国内外へ広めるために、砥部焼などの伝統工芸品の展覧会を開催しています。轆轤で制作した国境が描かれていない地球儀を代表作として持つ白潟八洲彦や、世界の平和を願って作品を制作した十二代 藤林徳扇の作品を展示しており、日本の伝統工芸作家と作品の紹介に力を入れています。
また、展示だけでなく通販にも対応していますので、ギャラリーへ足を運ぶことが難しいという方は是非通販をご利用ください。ギャラリー凜で日本の伝統工芸品である砥部焼の魅力に触れてみませんか?