老舗料亭”河文”さんで餅花づくり。
昨年の年の瀬、友人から御誘いいただき、「400年の歴史を誇る老舗料亭“河文”で餅花づくり ~戌から亥へ~」という大ナゴヤ大学の講座を受講しました。
名古屋最古、400年もの歴史を持つ料亭”河文”は、尾張徳川家御用達の誇りと格式を受け継ぎ、有形文化財の指定を受ける建物。 若女将が料亭内を案内して解説もしてくださるというので、とても楽しみに出かけました。
河文と並ぶ、名古屋で最も古いお料理屋さんは、仕出しの「八百彦」さんなのだそうで、どちらも始まりは魚屋さんだったそうです。釣ってきた魚を周りの人たちに分けてあげることから始まったので、正確な創業日は不明だそうです。
お部屋のしつらえ、調度品も素敵です。
餅花とは、小正月(2019年は1月15日で、別名花正月ともいうそうです。ちなみに大正月は1月1日から7日までをいう。)に紅白の餅を柳などの木に飾り付け、実った稲穂に見立てて飾って豊作を祈る習慣です。
河文では、毎年年始から節分までの間、全館餅花を飾るのだそうです。
今回は、その餅花を参加者のみなさんと一緒に作りました。
授業の最後には、長い歴史の中で守り継がれてきたという美味しい師走のお料理をいただきました。
餅花づくりの優秀者3名(配置と大きさのバランスだそうです)の発表が最後にあり、
思いもよらず、私は賞をいただきました。ありがとうございました。