何を伝えるかよりも、どう伝えるか?
先日、㈱ミュゼの斎藤直美さんが主催された「伝える力トレーニングセミナー ~何を伝えるか
よりもどう伝えるか~」に参加させていただきました。
講師は、インプロ・ワークス代表取締役 絹川友梨さん。
女優としても国内外でご活躍です。
このセミナーのなかで、インプロビゼーション(即興、即興劇)を用いて伝える力をトレーニン
グを受けました。
伝える力、表現力を言語・非言語の両面において、感覚で体得するためのワークショップです。
私がそこで再認識した大きな気付きは どんな時も「本質」が伝わるということです。
カッコよく見える人は「カッコよく見られたい」という本人の想い(本質)があるから、世間に
カッコよく見られているのだと絹川先生は言われました。
情報を伝えるときの重要なポイントは「実は情報は伝わっていない」ということです。
情報を伝えているつもりでも、実際には、情報の後ろにある感情が伝わるということ。
例えば、イライラしている時は、相手には、話の内容より「イライラ」が伝わってしまうから、
伝える時を選んだ方が良いのだ、ということ。
また、今回の受講生セルフチェックした中で、相手に自分の想いが正しく伝わらない理由は、つ
ぎの2つにまとまりました。
①伝えたいことを話者が決められないから。
②独自の固定観念に基づいて伝えているから。
「伝えたいことを決められない」理由は、話者が他者の評価を気にしているから。
他者の評価を気にしだすと、自分をジャッジし、他者もジャッジするようになる。
でも、評価は競争を産んでしまうだけ。
そうではなく、受容と共創で生きねばならない。
つまり、相手の意見を受け入れ、そこに自分のアイデアを付加することで、新たな展開が生まれ
る。
とても納得のいく内容でした。
鳳成さんの言われることと同じこと(真理)を違った切り口で教えていただいたセミナーでした
。