創業1928年 上村真珠養殖 三代目 真珠師 上村栄司
創業1928年 上村真珠養殖 三代目 真珠師 上村栄司
上村栄司(Eiji Uemura )は1968年南伊勢町で祖父の代から三代続く真珠養殖を家業とする家に生まれ、1986年から家業を継ぎました。
現在、日本を代表し、世界で活躍するパールアーティストです。
真珠への愛と、確かな知識と技術を基に、真珠の新しい魅力を発信するために、独自の技術でパールジュエリー及びアートに新境地を開いて参りました。
一つ一つの真珠に個性があり、その個性豊かな真珠達が魅力を存分に発揮しキラキラと輝くように創り出された様々なパールアートは、他に類を見ない優雅さ、独自性に溢れています。
代表的な作品には、「蒔絵シリーズ」「切子シリーズ」「藍染シリーズ」などがあります。
真珠に漆で文様を描き、純金などの金属粉を蒔きつけて付着させる、蒔絵の高度な技法をほどこした「蒔絵シリーズ」。日本の伝統美と融合した、高貴で宇宙的幽玄世界を創りだしています。
「切子シリーズ」は 真珠の表面に日本の伝統工芸である切子をほどこし、真珠に躍動感あふれる現代的な感触を付加しています。
「藍染シリーズ」は真珠に藍染をほどこしていますが、深いブルーが魅力的で、まるで宇宙から見た地球のようです。
ダイアモンドやルビーなど宝石との組み合わせはもとより、黒竹(くろちく)との組み合わせによる斬新な作品も発表。
その他、四角い真珠の開発や日本の特殊な技術を駆使し、世界でも例のない、神秘的な輝きを放つ22mm以上の大きな真珠を作る事にも成功しました。
真珠の魅力を世界に広めようと、上村栄司(Eiji Uemura)は常に前進し、さらなる可能性を追求しています。
日本国内はもちろん、フランス・ドイツ・香港・上海・レバノン・ドバイ・マレーシアなど、また2017年6月にはニューヨークでも個展を開催、その作品のオリジナリティと芸術性は多くの人々を魅了し、高い評価を得、また鳥羽国際ホテルなどで真珠の魅力を伝える講師としても活躍しています。
日本が世界に誇る真珠と日本の伝統技術を融合させた 上村栄司(Eiji Uemura) の真珠作品は、国境を超えて人々の心をとらえ、人と人の絆を深めます。ジュエリーだけにとどまらず、アートとして日常を彩る作品など枠にハマらない創作を続けています。
また一方で、三重県の伊勢志摩国立公園内に隠れ家のようなパールギャラリー&ゲストハウスを設立し、出会った大切なお客様に、真珠養殖の風景をご覧いただいたり、美術館の様にパールを楽しんでいただくための場所としています。
一般公開はせず、完全予約制のプライベートスペースです。
上村の作品はネット掲載はしておりません。
是非展示会に足をお運びいただき、ご覧いただけたらと思います。
上村栄司(Eiji Uemura)からご挨拶
「産まれた時から真珠と共に生きてきました。
真珠を通して出会う人達は私の宝物です。
人と人、心と心の繋がりから、私の作品は生まれています。
真珠達が一番輝けるステージを作り、それを着けられる主役のお客様を笑顔にする事が私の使命だと思っています。
また新しい物ばかりではなく、お客様が大切にされている真珠をリモデルする事で、これまで眠っていた真珠をイキイキと蘇らせることにも取り組んでいます。」