山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

職人仕事の草履、生き返り

ン十年前の母の草履復活❣️✨✨

昔の草履は職人さんの手が込んでいますね。

私の母が履いていた草履の中で、台の表面(天)がメッシュ編みのものがあります。

最近は、こういう草履をあまり見かけません。
職人さんの手が込んでいるものは私の好みです。

母の草履、傷んでいないからもったいないと思い、
私の方が母より足のサイズが1センチ大きいため、
かかとが草履から少し出てしまうのですが、
勿体ない精神で、普段履きに使っていました。
 
最近、近所の呉服屋さんに、
草履職人さんが催事で来訪されていて、知り合いに誘われて出かけました。
 
「その草履は山羊皮ですね。今は無いよねー。鼻緒をすげ替えたら、新しいイメージになるし、足もゆとりが出来てずっと履きやすくなりますよ。」
と勧められました。
 
ちょうど鮫皮の鼻緒があって、その鼻緒なら、台と雰囲気もピッタリです。

これなら、大島紬などおしゃれ着の着物にも合いそうだと思いました。

おじさんの営業トークにのって「お願いします❗️
 
早速、鼻緒をすげ替えてもらったら足が楽になって、
かかともあまり飛び出さなくなって、とても履きやすく、

ン十年前の草履が蘇りました。

写真左がbefore
写真右がafter

職人さんの伝統工芸や、手仕事が光るものを大切に使っていきたいと思います。

 
草履修理

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