山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

七五三の服装

11月15日は七五三。

 

我が家の孫が三歳になり、七五三のお祝いを家族でしました。

華やかなビッグイベントです💞

ヘアメイクをして、口に紅をさしてもらい、

孫はおめかしをしてもらい大喜びでした。♪♪♪

 

 

七五三の由来

 

七五三は、平安時代から行われていたとも、江戸時代に徳川綱吉が子息徳松のために始めたとも言われる、日本で古くから続く神事です。

 

三歳時のお祝いは男女とも髪を伸ばし始める儀式(「髪置きの儀」)から、

五歳時のお祝いは男児が当時公家階級で行われていた袴をつけ始める儀式(「袴儀」)

七歳児のお祝いは女児が帯を締め始める儀式(「帯解きの儀」)

から生まれています。

 

そういうわけで、男の子は三歳と五歳に、女の子は三歳と七歳にお祝いをします。

 

昔は、七歳までは「神の子」と言われていたそうで、七歳を境に幼児から少年少女になり、「氏子」になったのだそうです。

 

七五三にどんな服装を着る?

 

七五三の主役は子供です。

三歳の孫は、お宮参りの時に使った着物の肩を揚げ、丈を短くして着せました。

この宮参り着は、私の娘が生まれた時に、実家の両親が誂えてくれたものです。娘が着用した後保管しておいたものを、今回は孫が着用します。草履や鞄も娘が使用したもの。20年以上箱に保存してありましたが、全く問題なく使えました。😃

 

ただし、孫は当日は20分くらい歩いて、草履にギブアップ!! お母さんがそれを見越して持参してくれていた、普段履き慣れたスニーカーに履き替えました。

そうですよね、大人でも履き慣れていないと草履は鼻緒で足が痛くなりますから。

 

そして悩むのは、両親、祖父母の服装。

最近は七五三もカジュアル化していて、普段着の方も目にします。

私の考えでは、神様のところに(これがポイント!!)大切な子供がご挨拶に行くのだから、準礼装が相応しいのではないかと思い、サポーター役の祖母の私は、ちょっと控え目に紋が付いた紫の色無地を、子供のお母さんである嫁は訪問着を着ました。

洋服ならワンピース。男性はブラックスーツかダークスーツでしょうか。

 

子供に対する愛と、家族の慶事をお祝いする気持ちをこめて、神様にご挨拶に行くのに相応しい、自分たちで無理せずにできる服装を各家庭で話し合って着用するのが良いのではないかと私は思います。

 

どんなことでも、その行為の意味、本当のことを知っているとお祝いの仕方がわかると思うのです。

 

 

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