カメルーン紀行 ③籠と紋様
カメルーン駐在の日本人奥様達に地元の籠屋さんに連れて行ってもらました。
お店の中には色々な種類の籠がたくさん並んでいます。
センスの良い日本人奥様達は、色とデザインを指定して制作してもらうのだそうです。
不自由も多いであろう異国の土地で、地元のものを楽しみ、オシャレにに暮らす工夫をされているなあと感心しました。
私は、和服にも合いそうな籠を見つけたので一つ買い求め、早速和服でのお出かけに使いました。
日本の友人で、仏教の研究者が、この籠の柄を見て、奈良時代の隼人族の盾模様と同じだと教えてくれました。奈良国立文化財研究所の紋所と同じなんだそうです。
そう言われてみれば、シンプルな紋様だから、中米のマヤ文明にもあるかもしれません。
人は皆同じような思考を持ちますね。