突っ張ってくれて、ありがとう。
どんなことにも、良い面、悪い面があるんだと思った先日の連休のことを書きます。
80才を超えた両親、弟と一緒に、夫のいる松山へ家族旅行をしてきました。
相変わらず元気で、口達者な父。
旅行の道中、疲れた表情をしているから、弟が気遣って「親父、大丈夫か?疲れていないか?」と尋ねるのに、
「なんで疲れるんだ? 疲れるようなこと何もしていない」と答える父。
そんな父を見ていると、私は「突っ張らないで、もっと素直に生きればいいのに。もう少し本音で話してくれれば良いのに」と思うこともあります。
でも、即座にふと思いました。
プライドの高い父だから、気を張って、「大丈夫だ」と言って、少しボケもある母の面倒を一人で見てくれているのでしょう。
そして、気を張っているからこそ、父は元気でいられるのでしょう。
そう思ったら、「可愛げのない父」どころか、父に感謝の気持ちが溢れてきました。
突っ張ってくれて、ありがとう。