山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

やきものワールド2026 出展のご報告 — 砥部焼とともに —

2026年3月、なごやポートメッセで開催された

「やきものワールド」に、ギャラリー凜として初めて出展いたしました。

 

日本全国の窯元ややきものが集まるこのイベントには、

多くの器好きの方々が訪れ、会場は連日大変な賑わいとなりました。

五日間で合計41,000人ものお客様が来場したそうです。

 

今回ギャラリー凜では、

愛媛県の伝統工芸 砥部焼 をご紹介しました。

 

砥部焼は、砥石の原料でもある良質な陶石から生まれる磁器です。

高温でしっかり焼き締められるため、

・硬くて割れにくい

・電子レンジや食洗機にも使える

・日常の食卓で気軽に使える

という特徴があります。

 

会場では

「丈夫で使いやすい器なんですね」

「毎日の食卓で使いたいです」

といったお声を多くいただき、

砥部焼を初めて知ってくださる方との出会いもたくさんありました。

 

また、嬉しいお話も聞かせていただきました。

会場でビアカップをご購入くださったお客様が、

ご自宅でビールを注いでみたところ、

「泡がとても細かくて驚きました。器によってこんなに違うんですね」

と感想をお聞かせくださいました。

 

毎日使う器だからこそ、

手にしたときの重さや口当たり、

そして飲み物や料理の味わいまで、

器によってさまざまな違いが生まれます。

 

そうした小さな発見や喜びを、

暮らしの中で感じていただけたことは、

私たちにとって何より嬉しい出来事でした。

 

一方で、東海地区には砥部焼のファンがとても多いことも、

改めて実感しました。

かつてこの地域では、

書店 丸善 の店内に工芸を紹介するコーナーが設けられ、

砥部焼 梅山窯 の器が販売されていた時代がありました。

その頃から砥部焼に親しんできた方も多く、

会場でも

「昔、丸善で買いました」

「家で30年以上使っています」

「道後温泉へ行った時、購入して、その後ずっと使っています、」

とお話しくださるお客様がいらっしゃいました。

 

こうした長いご縁が、

この地域に砥部焼のファンを育ててきたのだと感じます。

 

ギャラリー凜のオーナー夫婦は、

それぞれ砥部焼大使 を務めております。

東海地区では現在、

砥部焼を専門的にご紹介している店舗は

他にはほとんど見られません。

 

ギャラリー凜では

梅山窯をはじめ、12軒を超える窯元の器を取り扱い、

砥部焼の魅力をご紹介しています。

 

器は、ただの「物」ではなく、

暮らしを少し豊かにしてくれる存在です。

特別な料理でなくても、

いつものごはんが少し嬉しくなる。

 

そんな日常の楽しみを、

これからも砥部焼とともにお届けしていきたいと思います。

 

砥部焼大使として、

そして東海の地で砥部焼をご紹介する場として、

これからもこの美しい手仕事を丁寧にお伝えしてまいります。

 

会場でお会いできた皆さま、

本当にありがとうございました。

今回お越しいただけなかった方も、

ぜひギャラリー凜でゆっくりと器をご覧ください。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

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