日本の美術工芸品の極み
~伝統技法の発展~

美術

「最高のモノづくりをするには、
素材も技術も力を抜いたらあかん。

最高の素材・最高の技法を用いなければならない。
語り継がれる良いものを後世に残したい。

永遠に残る価値あるものにしておこうと思ったら、
しっかり仕事をする。
そしてそこに、やり遂げると思う信念が必要である」

十二代 藤林徳扇さんのことばです

ギャラリー凜は唯一無二の価値あるものを
皆さまのお手元へお届けします。

そして、時代を越える価値を生む
美術工芸品の最高の技術を
次の世代にも伝えていただければと
願っています。

一二代 藤林徳扇

“琳派の祖”として知られる本阿弥光悦が開設した「光悦村」(現在の京都・鷹ヶ峰光悦町)のすぐ近くに位置する鷹ケ峰藤林町。
琳派が発生したこの地で生まれ育った十二代藤林徳扇は、琳派を継承しつつ、琳派の枠にとどまらない独自の世界を極めるため、当時の王朝趣味に代表される優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作し、さらに“徳扇コスモ・ アート”と称賛される絵画を発表しました。日本画の技術をさらに発展させ、金・プラチナを織り込み、ルビー・サファイア・エメラルドなど宝石を使って描かれています。

日本の伝統美術の技法
美しい天然の宝石を用いて描かれる世界

琳派と技法

「絵は自分だけではなく、皆で共有して観て、感じて楽しむもの。身近にずっと飾ってあるから、子供からお年寄りまで皆が観て、感じて楽しめる。小さなころから美しいもの、綺麗なものを見ていると心豊かなやさしい素直な人間に育つと思う。」
美を愛した十二代藤林徳扇のことばです。

次の世代に、歴史と伝統を守ってきた技術を継ぐ。

父から子へ継がれる美。
藤林徳也の美。

藤林徳也は十二代藤林徳扇の次男として生まれました。
高校卒業後はニューヨーク、ロサンゼルス、ヨーロッパなどに渡りテキスタイルを独学で学び、その後は海外で着物ショーのプロデュースを行ってきました。
1997年に師匠である十二代藤林徳扇より「徳也」と命名をうけ、徳扇美術工房政策総責任者に就任。着物、帯、絵の製作を開始しました。
2011年、京都大徳寺塔頭・養徳院の地袋襖絵「瑞兆の図」8枚を十二代、十三代、徳也の3人で創作し奉納するなど、先代の技術を受け継いで制作活動を行っています。

伝統の技術と、現代のミックス。

徳也のデザインしたこの角帯。立ち姿を引き締める角帯を組み紐で作ることで、伸縮性があって通気性も高くなり、さらに着崩れにくくなるという使い勝手の良さ。さらに希少なプラチナ糸をアクセントにして飽きの来ないデザインに。しかもそれをリバーシブルとしてデザインし、帯の結び目のちらりと見える裏側の細かいところまでも気遣いがされています。