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LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2019

今年で3回目となるロエベクラフトプライズ0610財団が立ち上げ、現代のクラフトマンシップにおける卓越性、芸術的価値、そして新しさを称えることを目的としているそうです。

100カ国以上の国のアーティストが応募した2500点を超える作品の中から選ばれたファイナリストの作品が、東京、青山の草月会館にて展示されたので観に行きました。

何を隠そう、スペインの友人に紹介してもらい、昨年度このコンテストに私たちも挑んだからです。入賞は果たせませんでしたが、ロエベクラフトプライズ事務局の、応募者へのサポート体制は、実に見事で、迅速で手厚いサポートに感謝しました。

さて、今回のファイナリスト29人の作品。伝統的でありながら、革新的。異素材を組み合わせた作品が多く、その斬新な発想に目を見張りました。

全29作品中、陶芸作品は4点、織の作品6点もありました。

日本人の作品が10点もありました。

1985年生まれ、愛知県出身のガラス職人藤掛幸智さんの吹きガラス。”Vestige”

とてもガラスには見えなくて、いつまで見ていても飽きることがありません。

ロンドン在住陶芸家 平井明子さんの満月壺” The Moon Jar “The life of . . . “”

信楽の橋本知成さんの、”Rain Box”

年度に何層もの金属が施され釉薬が塗られた酸化金属。ひびが面白い。

ドイツのエルカ サダさん。”Eolophus(Hallstattipiece)”

化学技術者として12年間世界中を旅した後、芸術的感性を育むために陶芸家に転身したと言う。野生オウムのポートレートにインスパイアされた作品だそうです。

こちらは、石とシルバー。銀液釉薬を使った道川省三さんの”Tanka with Silver”

陶芸作品ではありませんが、とても存在感があって、私の目を一番引きつけたのはこの黒い木の椅子です。木の塊でありながら、温かさも感じました。

イギリスのジム・パトリッジ、リズ•ウォルムズリーによる頑丈なオーク材です。

その他に、私がとても好きだったのはこの2つの金の作品。

イタリアのジャンパオロ •バベット”Collana”

同じくイタリアのジョヴァンニ コルヴァヤさんの18カラットの”Mandala Bowl “科学原理及び光と対称性の探求の見事な融合と言われるゴールド製の器。最先端技術で、繊細でとても神秘的です。

そしてグランプリはこれ!

石塚源太さん”Surface Tactility#11″

日本の伝統工芸の漆塗り。とてもモダンで洗練され、そしてすごく重厚な作品でした。

おめでとうございます。

今回のエキシビション会場は、

イサム・ノグチさんの「天国」というタイトルの花と石と水の広場

会場もぴったりでした。

さすが、ロエベ!

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