山田 聡子のギャラリー凜(北名古屋市)

静嘉堂文庫美術館展覧会

東京、二子玉川の近くにある静嘉堂文庫美術館を訪問しました。
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ここは、先日十二代藤林徳扇先生の作品のご講評をいただいた、京都美術工芸大学学長、河野元昭先生が館長をなさっている美術館です。
自然に囲まれた静かな佇まいの中に立つ美術館は、岩崎彌之助(1851~1908 三菱第二代社長)、小彌太(1879~1945三菱第四代社長)父子によって、日本の貴重な正統な美術品の海外流出を防ぐ目的もあり集められた国宝7点、重要文化財83点を含む、20万冊の古典籍と6500点に上る東洋古美術を所蔵されているそうです。

「静嘉堂」という名称は中国の古典『詩経』の中の句、「籩豆静嘉」(へんとうせいか)から付けられていて、彌之助の堂号であり、「祖先の霊前への供物が美しく整う」という意味とのこと。 素敵な名前です。

河野先生が書かれているブログを拝読し 現在開催中の展覧会 「茶の湯の美、煎茶の美」(3月21日迄)で展示されている国宝 曜変天目を是非この目で観ておきたいと思い、足を運びました。

「曜変天目」は世界で現存する3碗のうち、班文と光彩がもっとも鮮やかな一つだそうです。

作品の詳細については、是非河野元昭先生の K11111のブログをお読みください。

2016-03-14 21.03.53

 

建窯  宋時代(12~13世紀)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が目を惹きつけられたのは、上の曜変天目と、下の、重文 油滴天目です。写真 2016-03-14 21 04 06

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