十二代 藤林 徳扇について

300有余年の継承

延宝8年(西暦1680年)より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町(現・鷹峯藤林町)にて、藤林家が薬草園の土地を賜り、薬草から染色を始め、旧御所に納める錦の御旗を製造する織匠として創業以来、300有余年、伝統とともに代々名を継承。
大正9年(西暦1920年)生まれ。平成25年(西暦2013年)逝去。

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琳派の枠を超え

“琳派の祖”として知られる本阿弥光悦が開設した「光悦村」(現在の京都・鷹ヶ峰光悦町)のすぐ近くに位置する鷹ケ峰藤林町。琳派が発生したこの地で生まれ育った十二代藤林徳扇は、琳派を継承しつつ、琳派の枠にとどまらない独自の世界を極めるため、当時の王朝趣味に代表される優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作し、さらに“徳扇コスモ・ アート”と称賛される絵画を発表しました。地球規模で美の文化を追求し、年月を経てなお輝く国際レベルを意識した創作で、世界各国へ日本の伝統美をアピールし、世界の著名人から高い評価を受け、芸術界のノーベル賞と表現されるユネスコ・パリ 本部認定のユネスコ・グリーティングカード・アーティストとして連続して選出されるなど、晩年の十二代藤林徳扇は世界への発信を主眼に置いて、海外の著名人との交流を活動の中心とし、世界のトップアーティストとして活躍しました。

2011年度 洋華乃雅

2011年度 洋華乃雅

 

独自の特殊技法

創作理念は、「優雅」「格調」「貴品」、デザイン・コンセプトは「世界平和への祈願」
生地やキャンバスには、時が経っても変色のない本金糸や本 プラチナ糸を使用。また五大宝石をパウダー状にした上で絵の具化し、 様々な独自の特殊技法でアートや着物を創作。
最先端の新素材や新技術を取り入れて実現した染・織・繍・箔の総合芸術です。

ヴァチカン市国サンピエトロ寺院にて ローマ法王謁見「弥勒菩薩像」収蔵

ヴァチカン市国サンピエトロ寺院にて
ローマ法王謁見「弥勒菩薩像」収蔵

<略歴(抜粋)>
• 旧御所機匠
• 西陣苑寿織創設者
• 紺綬褒章受賞
• 黄綬褒章受賞
• 伊勢神宮奉納
• 京都御苑装飾
•鳥羽 戸田家嬉春亭 特別貴賓室室内装飾
•京都迎賓館作品寄贈
•国際平和芸術文化特別大賞受賞
• 国際アカデミー賞受賞
• ヴァチカン市国ローマ法王謁見・寄贈
• 日英・日仏・日米親善大使として数回渡航
• ダイアナ妃生家オルソープ城寄贈

 

世界各国への作品寄贈

• 1984年 金剛峯寺慶和 高野山 奉納
• 1987年馬頭観音像 シアトル博物館 及び ポートランド市寄贈(アメリカ)
• 1988年 弥勒菩薩像 大韓民国国立博物館寄贈
• 1989年 馬頭観音像 北京国立博物館寄贈(大連国立博物館収蔵)
• 1989年 弥勒菩薩像 トルコ文化省寄贈
• 1989年 弥勒菩薩像 北九州市立美術館寄贈
• 1991年 馬頭観音像 ウエリントン国立博物館寄贈(ニュージーランド)
• 1992年 馬頭観音像 オークランド国立博物館寄贈(ニュージーランド)
• 1992年 月に菊 バルセロナ国立美術館寄贈(スペイン) バルセロナオリンピック開催記念作品
• 1992年 弥勒菩薩像 クレムリン連邦美術館寄贈
• 1992年 緞帳 散手と貴徳 京都御所
・1993年 緞帳 散手と貴徳 伊勢神宮
• 1994年 輝 ルーマニア国立美術館寄贈(ルーマニア)
• 1994年 鶴寿の舞 パリ市立近代美術館寄贈(フランス)
• 1994年 千代の双鶴 関西国際空港貴賓室 寄贈
• 1994年 弥勒菩薩像 ヴァチカン市国・サンピエトロ寺院寄贈
• 1995年 弥勒菩薩像 広島県立美術館寄贈
• 1997年 弥勒菩薩像 長崎原爆資料館寄贈
• 1998年 雪中五輪乃慶鶴 ローザンヌ国際オリンピック美術館寄贈(スイス)(長野オリンピック開催記念作品)
• 1998年 鶴寿乃舞 ギメ国立美術館寄贈(フランス)
• 2000年 霊峰双鶴之図 ハンガリー国立美術館寄贈
• 2000年 櫻華霊峰之図 ブルガリア国立美術館寄贈
• 2003年 吉兆五輪乃舞 セルビア・モンテネグロ国立博物館寄贈
• 2003年 雪中五輪乃慶鶴 京都迎賓館 寄贈
• 2003年 五輪乃慶鶴 松本市立博物館 寄贈
• 2003年 櫻華之図 アテネ・ベナキ博物館寄贈(ギリシャ)(アテネオリンピック開催記念作品)
• 2003年 鶴寿乃舞 アテネ。ミュージックホール寄贈(ギリシャ)
• 2005年 千代の双鶴 ムンバイ国立美物館寄贈(インド)
• 2005年 五輪乃慶鶴 京都和風迎賓館寄贈
• 2007年 黎明慶和乃図 中国国立博物館寄贈 (北京オリンピック開催記念作品)
• 2011年  地袋襖絵 瑞兆の図 京都 大徳寺塔頭 養徳院奉納

他、公開、非公開を含め世界の数十カ国の国公立博物館・美術館に作品を寄贈させていただいています。
それは、日本の伝統美と日本人の匠の技を世界にアピールしたいという思いと、世界中の人々が美しいものを見、清らかな心で平和に暮らしてほしいとの願いからです。

ユネスコ・パリ本部認定 ユネスコ・グリーティング カード・デザイン

ユネスコ・パリ本部認定 ユネスコ・グリーティング カード・デザイン